2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

帰国した後輩とのんだらフィリピン話になった

10年がかりの仕事をおえ、米国から戻って来た後輩と飲んだ。 年下なのだが、「リスペクトしている」。 懐かしい話になった。 彼は、フィリピン人の日本プロ野球選手、アデラーノ・リベラ(1939年巨人軍在籍)の活動を掘り起こしたことがあり、日本の野…

モンゴルも風邪は「カゼ」

週末、風邪でダウンしてしまった。 浅い夢につまらないことばかり、でてくる。 少し回復して、 以前から少し気になっていたことをおもいだした。 「なんで、カゼっていうのか」 風と風邪。 中国語では「感冒」 韓国語では「カムギ」というらしい。「感気」と…

内田吟風の古本蔵書印の謎がとけた

何十年も前の夏に、甲子園球場にかよっていたことがある。 しかし、高校球児の熱気にあてられて、つかれてしまうことがあり、大阪の阪急古書のまち、に立ち寄って、つかの間自分の時間をとりもどし、ホッとした経験がある。 その時、買った本が本棚にある。 …

鬼門の謎とモンゴルの方位感覚

モンゴルの方位感覚は、 南面して 左が東 右が西。 右=西が、正の方向 左=東が、副、あるいは邪の方向、になる、とかいてきたが、 「回想のモンゴル」をよみかえしたら、梅棹忠夫氏が、すごいことをいっていた。 「モンゴルの方位についてのべておく。南に…

ヘビを食べる「ツバメトビ」なのか

メキシコのヘビをくうワシについて、気になることがある。 ヘビをくう美しいタカがメキシコにも生息していることだ。SWALLOW-TAILED HAWK (KITE) http://en.wikipedia.org/wiki/Elanoides_forficatus?printable=yes 燕の尾の形をし…

鷲のいるメキシコ国旗におもうこと

昨年、ボクシングの世界戦にでかけ、試合前の国歌演奏で 起立してメキシコ国旗をまじまじみたら、ヘビをくわえたワシがえがかれているのに気づいた。 湖の岩にはえたサボテンにワシがとまって、右脚でヘビの胴をつかみ、クチバシで頭の下をかんでいる。 メキ…

ヨハネの鷲は教会にゴマンといるらしい

子どものころ、教会の日曜学校に、姉に連れられ通っていたことがあるが、とんと基督教のことを知らない。 昨年末、新しくなった上野の都美術館で「メトロポリタン美術展」を覗いたところ、聖書台を大きな鷲が背負っている、とても迫力のある大理石製の展示物…

笑顔の青海彩陶

いよいよ、正月休みも終る。 笑顔で1年を過ごしたいが、どうなるかなぁ、と思う。笑顔、笑顔、と考えてみて、西域で出土する、辛店文化の彩陶を思い起した。 書棚を探して「青海彩陶紋飾」(1989、青海人民出版社)を取り出す。 僕民和河西庄出土の彩陶…

初詣でコンドル設計の門に出会う

息子の住まいの近くの寺を初めて参詣したら、鹿鳴館の建築家、コンドルの設計した鉄門があった。 その鉄門の前に、別の鉄門があって、それもまた、侮れない、と感じたのだが、何も表記がなかった。 その門の把手。中央は、菊の紋のような、違うような。丁寧…

南蛮粽花入は、とりあえずベトナム産の油壺ということで

新年早々、年賀状に混じって、古本屋に注文しておいた「陶説487」が届いていた。 西田宏子さんの「南蛮・島物-南海請来の茶陶」という論文が掲載されている。家族で年賀の挨拶に外出し、昼前から飲み食いし、夜まで。勢いで、麻雀まで始めてしまい、疲れ…