2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不思議な十二支の間違え

来年の年賀状の束が机に置かれている。 そろそろ準備しろという、細の催促だ。面倒だ、じつに面倒だ。 未申酉戌亥・・・・。 来年は酉年か。 そうそう、古代の日本製の青銅鏡に、なぜだか、十二支の乱れた銘文があったはずだ。 子丑寅卯辰と初めの5文字はあ…

焼かれたカササギはだれの怨霊か

AUDUBONのかささぎ かささぎについて、妙な話(扶桑略記、拾遺往生伝)がある。 10世紀の初め、平安時代。天台宗山門派の僧(玄昭)が、宇多上皇の亭子院で修法中、真言宗の高僧真済の霊がかささぎの姿になって玄昭の前に現われるというものだ。 玄…

オノコロ島に居たのもハクセキレイか

3年前に噴火して12倍の広さになった小笠原の西之島新島に、調査団が初上陸した様子をNHKが報道していた。 ぼんやりと見ていたら、アオツラカツオドリ、カツオドリ、セグロアジサシ、オナガミズナギドリの海鳥に混じって、ハクセキレイの目撃談が出てき…

家持と道真のかささぎの歌

かささぎ続き 大伴家持の歌が、百人一首にある。かささぎが登場する次の歌だ。 かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける 中国の伝承に、「かささぎの橋」がある。七夕の夜に、織姫と牽牛を取り持って、かささぎが天の川の懸け橋になると…

悦話堂のかささぎロゴマーク

かささぎの話のつづきー。 本棚から、かささぎのロゴマークがある本が出てきた。 はるか昔のことを思い出した。 親しかった大学のクラスメートが、突然韓国の大学で日本語の先生になり、しかも現地で結婚式をあげるというので、家族3人でお祝いにソウルに出…

「たま」について当座の結論は

博多の山笠にあった、磯野家の猫たまは、どこの猫なのだろう。 サザエさんに関しては、多くの人が調べているので、大体のところが判っているようだ。 猫は、原作に登場する猫と、アニメで登場する猫が違うらしい。 白猫たまは、アニメ版の猫だった。 1)た…

博多のサザエさん、桜新町のサザエさん

友人ら3人で、淡路町で飲んだ。別れ際「家どこだっけ」と聞くと、「桜新町、サザエさんの町です」と永田町に勤める一人が言った。 「桜新町だったのか。サザエさんの町は、桜新町ばかりでなくて、博多にもあるのを知っているかな」と聞くと、「ほんとなんで…

福岡・宗像旅行のささやかなメモ

福岡県の宗像市を旅してきた。 赤間の唐津街道では、民家の玄関に、猿の面が掛けてあった。 申年だから、と思ったら、違った。近くにある猿田彦神社のもので、2月の初庚申なのか、正月なのかは分からないが、参詣後、家に持ち帰って玄関に、家の厄除け、招福…