2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

トンボのやじろべえと天秤と

居間のガラスケースに竹細工のトンボがあった。細が、松の剪定など、庭の手入れを仕込まれた先生に、トンボの竹細工も教わって作ったものだという。 日本の伝統の玩具らしい。 細い棒の柱に、蜻蛉の頭の先を、チョコンと載せると、均衡がとれて揺れながら安…

トンボは渦巻を盗む者?

トンボの話の続き。 トンボに親しみを持っているのは、日本がいちばんかもしれない。 例えば、モンゴル。トンボに対する無関心さにはおどろいてしまう。モンゴル語で、トンボのことを3つくらいの言葉で表すが、そのうちの一つ、ウルム・ホルガイチを、 モン…

首里で出土のベトナム蜻蛉文で思ったこと

沖縄の遺跡で、東南アジアの古い陶磁器が発見されているが、蜻蛉が描かれたベトナム茶碗=安南焼が、首里城東の天界寺跡で出土していた。今回の24時間の沖縄旅行で知った。15世紀のものという。 愛嬌ある蜻蛉文様。日本の蜻蛉と違うのは、1)大きな目に…

師走だからか、鐘が気になる

近所の寺(真言宗豊山派)は、除夜の鐘を参詣客に自由に撞かせてくれたので、長男を連れて出かけたものだ。力むと、大きな音も、いい音もでないことが分かった。近所に住民がふえてからは、早々と長い列ができ、撞くのはやめにした。 鐘というものは、除夜で…