2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ベートーベンが交響曲「田園」で、3つの鳥の鳴き声を再現したことは、前に書いた。 楽聖の耳にかなって選ばれたのは、「サヨナキドリ」と「カッコウ」と「ウズラ」。ウズラは、ちょっと意外だが、ヨーロッパウズラと鳴き声は違うものの、日本でもウズラの鳴…
トイレの前で猫眠る。 宮尾しげを「笑話文学江戸小咄全集1」(昭和25年)をめくっていると、こんな挿絵があった。 全体では、こんな感じ。 2人の侍が公衆トイレで座っている。その前で、猫が丸くなって眠っているのだ。 どうしてまた、こんな所で寝るの…
近所の小川で見つけたカワセミの後日譚。 スチュワート氏の情報では、モリヤさんが最近、あの小川でカワセミの写真を撮影したとのこと。早速モリヤさんが中心となっている写真サークルの発表を見に行くと、ホバリングするカワセミの最新ショットが展示されて…
松濤美術館「ねこ・猫・ネコ」展を見に行った。猫の絵や彫刻を集めた美術展、猫好き大集合の賑わいだ。 石井鶴三の「猫」の彫刻は、怒りを全身に発散させていて微笑ましいし、岡本一平「漱石先生」の猫は、前脚を伸ばした漫画のような仕草が面白い。 漱石自…
モンゴルのカワセミ。 モンゴルの青少年百科事典に描かれたカワセミ モンゴルでは、カワセミは、「犬」に関連付けて命名されている。HOXOЙ ΓAΛУУ(ノホイ ガロー)=犬の雁、犬のガチョウ、とか、HOXOЙ ШOΓШИΓ(ノホイ ショグシグ)=犬のショグシ…
土曜日の明け方に、近くの小川を散歩した。通勤電車の窓から、サギを見かけるので、近くで見ようと思った。小川に沿って、約1時間往復する。カルガモ、ツバメ、ムクドリ。驚いて飛び立つカルガモは、ちょっと気の毒だったが、飛び方はドンくさい。運動不足…
作家の志賀直哉が、犬が好きなことは小説を読んでうかがわれるが、野鳥に対しても同様だったようだ。 細の実家に、整理する本を貰い受けに出かけると、志賀直哉の小説があった。我孫子在住のころに書かれた「矢島柳堂」をさらりと読んでみたら、モズやバンな…