2025-01-01から1年間の記事一覧
根府川の海を見に出掛けた。知人から根府川の海を見渡す「江之浦測候所」へ行こうと誘われ、ともに夫婦連れで向かったのだった。 待ち合わせの東京駅新幹線ホームで出会えず、一足先に東海道線の根府川駅に降り立った。相模湾は熱海方面に向かって小田原を過…
ブログや猫本「神保町カプリッチョ」に書かせて貰った神田神保町の古レコード店の看板猫が亡くなった。 ご主人から訃報が届いた。長い闘病生活の後、土曜日の夜に主人に看取られ息を引き取った。11歳3ヶ月。猫好きの客からも、近所で働く人たちからもイッ…
「猫本」を4冊まで拵えた。出版の流通に乗らない私家本なのだが、少しは知らない人の眼にも触れて欲しいと思い立ち、前に言ったように3冊目の猫本を図書館に送ってみた。収蔵義務があるらしい国立国会図書館はともかく、京都府立図書館では審査の上収蔵され…
猫本4を届けに、久しぶりに神田神保町の猫の居る古レコード店に出かけた。 びっくりしたのは、店内のレイアウトが変わっていたこと。レコードの数が減り、片隅にあったCDの棚は撤去され、店外で安売りされているではないか。 「CDはとくにもう売れませ…
猫本の4冊目が製本所から届いた。 ひょんなことから作り始めた私家本を机に並べてみる。 だんだんカラフルな装幀になっているのが一目瞭然だ。 はじめは、大正時代に発行された長谷川巳之吉の第一書房の「野口米次郎ブックレット」を参考に、茶色の表紙カバ…
同じマンションに住む猫好きの高齢夫婦が私の留守中に、真紅の薔薇10本とモロゾフの菓子を届けに来られた。半年以上前に贈呈した猫本1、2(猫といっしょに考える1,2)のお礼だった。 薔薇は1階の庭でご主人が育てたものという見事なもので、早速玄関…
大阪の住吉大社になんだか親しみを感じている。私の好きな江戸時代の俳人大伴大江丸のせいらしい。住吉社の名物の松が枯れた時に相談を受け、大江丸は参詣客に松苗を買ってもらい植樹するためにアイディアを出した。松苗を買った参詣者に和歌、俳句、漢詩な…
いま調べ出している大正時代の彫塑家今戸精司が、猫の塑像をしばしば手掛けていたことがわかった。 大正3年に、「陶土着色猫」。 亡くなる前年同6年には、「猫の研究」と名づけた素焼7種。ともに大阪三越での「十五日会」の展覧会に出品している。 さらに…
引き続き、今戸精司という彫塑家を追ってみる。 大正時代、大阪でのモダニズムの旗手のひとりだった今戸精司は、じつは明治36年に大阪天王寺で開催された万博、第5回内国勧業博覧会に大作を出品していた。 万博は、殖産興業を旗印に政府が主催し、153…
115年前、我が事務所の近所に高村光太郎の「画廊」があった。明治43年(1910)に開業した「琅玕洞(ろうかんどう)」。神田淡路町1丁目1番地の交差点の辺りにあり、東京で評判の牛肉レストラン「中川牛肉店」の隣だった。 「弟と一緒に神田淡路町…
神田神保町の呂古書店から「これくしょん」61号(昭和17年12月)が届いていた。 森田恒友(故人になっていた)の文楽人形の頭の絵が表紙で、モノクロ版画8作品も和紙に刷られていた。 「吾八」発行なので、注文したとき大阪新町の吾八かと勘違いした。同誌は…
「日露戦争中の1904年(明治37年)5月8日、第一回戦勝祝賀会で行われた提灯行列で、東京府庁舎(現在の東京国際フォーラム)を通過した一群が馬場先門から二重橋へ向かおうとしました。ところが、馬場先門の橋を渡ったところで通行規制されたため、枡形門の…