水盤に泳ぐ夏の気がかり

 亀の浮き玉を入れた水盤が、先月から玄関に置いてある。昨年の盆栽市で手に入れた浮き玉だ。
 
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 亀2匹だけでは寂しいので、細が水草を買ってきて入れたところ―
 なにか、外に飛び出して跳ねるものがあったという。そっとつかまえて水に入れたら、小さな魚。水草に混じってビニール袋に入っていたのだった。
 
 報告を受けて、早速、水盤を覗いてみる。いるいる。黒い。なんの稚魚か見当がつかない。じっとしているが、警戒してスーッと動く。速い。
 
 出勤の際、覗くと体長が1cmもないので、見つからないことが多い。軽く縁を叩くと、水面の一箇所が動くので、居所が分かる。
 
  いつまで、小さな水盤で元気に泳ぐことができるのか、夏の気がかりがひとつ増えた。