モンゴルの毒草薬草

青い花の「オオヒエンソウ」は、たべると毒、らしい。
 
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 ネコがよく、花をたべるので、要警戒。ネコは以前、百合の花をたべ、口のまわりが黄色になった。「腎臓がやられて、死んでしまいますよ」と、動物病院の先生にえらくしかられた。
 オオヒエンソウは、キンポウゲ科
 トリカブト福寿草、タガラシと、根などに毒性をもつキンポウゲ科の仲間なのだ。
 
 しかし、毒と薬はウラオモテ。少量の毒が薬になり、多量の薬が毒になったりする。キンポウゲ科のアキカラマツは、薬草だった。
 
      東京都薬用植物園の看板。
 
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 モンゴルでもおなじみの草らしい。 
 
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 キョウチクトウ科の薬草ラフマも、モンゴル原産。
 
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 昨年5月に薬用植物園をたずねたのだが、入園者はラフマとか、アキカラマツは素通り、人だかりができたのが、毒草の人気ダントツのケシだった。
 
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 囲いがあって、許可された人しか、なかにはいれない。
 ケシ栽培は、満州でかつておこなわれ、日本軍部を中心に列強が、利権あらそいをくりひろげた。
  Haмyy цэцэг  ナモー・ツェツェグ
 卑しい花とモンゴルではよばれている。