家に遅くもどると、花瓶に、珍しい花がいけてあった。
「わかるかなあ」と細がいう。「この間、みせたモンゴルの押花と同じ花」。
つんで、押花にしたものが、最近我が家の押入れからでてきて、色鮮やかなのに、おどろいたのだった。
本郷の東大総合博物館にいったとき、細は展示の押花をみて、同じ押花だと気づいたそうだ。
「オオヒエンソウ」
モンゴルや中国北部、シベリヤが原産地という。今では、品種改良されてでまわっているが、
この押花が、オリジナルに近いのだろう。
ゾーンモドには、ほかに、こんな花がさいていた。
エーデルワイスはさすがに、すぐわかったが、他の花の名はほとんどわからなかった。