モンゴルの道標

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「オンドル・シレートまで、あと、31キロ」。
 
 モンゴル草原の道しるべ。
 
 この意味は、高いテーブル=オンドル・シレートという場所まで、あと、31キロの間、なにもないということだった。
 
 行って知ったモンゴル草原の贅沢は、世界は本来、空と大地と、その間の、風と雲しかない、ということを身体で知ったことだった。
 
 物や情報があふれる日本に住む僕らにとって、なにもないということが、ストレスのない贅沢であることに気付いた。