秋になって、近所の沼も少し賑わいがもどってきている。
近くにすむ小父さんが、夕方餌をやると、カルガモ、バンが岸によってきた。小さなバンには、さらに小さな2羽のヒナがついてきた。カルガモの激しい動きのなか、赤い額板のバンの親鳥は、餌をくわえると、くちばしからくちばしへ、ヒナにあたえていた。
石川県にある縄文遺跡、真脇遺跡から出土した「鳥形土器」が前々から気になっている。
高さ9センチ足らず。小さな水鳥がモデルらしい(足の表現がないので)。なんの鳥だろうと、普通はかんがえるのに、考古学者は慎重でなかなか、推定しようとしない。
赤い目。このヒントがあれば、候補がしぼれそうだ。わが沼のカイツブリは、目が白い(淡黄な)ので、外れる。
小形の水鳥かそれに準ずるもので、目の赤が目立つものを探すと、ずばり、
ミミカイツブリ、
ハジロカイツブリ
にしぼられた。
audubon 描くミミカイツブリ。