「根府川へ」-モンゴル語に翻訳された短編

 モンゴル・ニュースのWEB版に珍しく、日本の本が紹介されていた。紹介というより、翻訳されて掲載されているではないか。
 
イメージ 1 作家・岡本敬三の短編集「根府川へ」(筑摩書房、2003年)。
 
 表題作「根府川へ」が翻訳されている。翻訳や掲載のいきさつは全く書かれていない。訳者は、サランツェツェグ。女性名だ。
 よほど、心に響いた短編だったのだろう。1950年生まれの岡本さんは2013年に亡くなっていた。岡本敬三作品を読んだことがないのだが、早速注文した。
 
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 小説は最近ほとんど読まないが、薦められて読んだイタリアの作家アバーテ「風の丘」(15年、新潮クレスト・ブック)、又吉直樹「火花」(15年、文芸春秋)はともに当たりだった。