三本足のカラスは、サッカーJリーグのエンブレムにもちいられて、世にしられているが、三本足の雉は、しられていない。
「三本足の雉の伝承」は、鷹狩りに関係した日本の中世の書にかきのこされている。
天皇の悩みを平癒させるために、三本足の雉を退治したという説話や、三本足の雉は鷹をもおそう化物だといったものなど、バラエティにとんでいる。
祭では、別の鳥の足を一本添えて三本足の雉にした例もあったらしい。
以上のことは、
三足雉とは、いったい、なんなのだろう。
大鵹,少鵹、青鸟ともよばれるからには、青い色もしていたのだとおもわれる。
陳氏は、これを「三青鳥」と解釈している。
三青鳥とキジとの、共通点がみつけられないか。
雄のキジは、頭が赤いし、胸は「青鳥」とよばれてもおかしくない、色をしている。
(続く)
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箱根のゴルフ場には、キジがたくさんいるが、きょういった多摩丘陵のゴルフ場には、タヌキがいた。
キャディーは、わがOBボールをさがしながら、「ほら、タヌキがはしってますよ。最近よくみかけます」
網のフェンスをくぐって、外にで、道路をよこぎる野生動物を指さした。