八重山で世話になった方から、荷造りで送られたシーサーは、我が家の玄関を守っている。
沖縄といえば、シーサーと、全国で知れ渡って来たが、シーサーが文献に登場するのは、1600年代末から。個々の屋根の上や門柱の上ではなく、村を守るため、城(グスク)に、シーサーが置かれたという。
火伏せ、つまり火の用心の魔除けだったらしい。
那覇の街を走行中、古そうな、シーサーの片割れを見つけ、急いでシャッターを押したが、「石獅子」とわざわざ書かれていて、地元では、人気者のシーサーと、同じものと認知されていないようで、ちょっと可哀相だった。
モンゴルの街にも、獅子像はある。
ともに、中国風。モンゴルのオリジナリティに欠けるきらいがある。