サラブレッドなど、競馬ウマに比べると、ずんぐりしていますが、大地で育まれた強さ、忍耐力があります。
海をどうやって渡って来たのか、が一時盛んに議論されましたが、牧畜の知識がなった日本で、むしろ、餌は、牧場は、飼育はどうしたのかが、気になりました。
朝鮮半島から、対馬にまず渡ったと考えるのが普通でしょうから、実際に、対馬に行ってみました。厳原から車で北上してあれこれ見て回ったところ、牧場に丁度よさそうな、草の山が佐護にありました。野焼きをして拵えたのでしょう。
千俵蒔山(せんびょうまきやま)といいました。晴れた日は、韓国が見える287mほどの山です。
此処がモンゴル馬が最初に休んだところなのだなあ、と勝手に想像しました。
せんびょうまきやまは、「せんびょう牧山」だったのではないか、とも思いました。
今は、風力発電の施設が出来て随分様変わりしているようですが、
下のHPでは、対州馬を実験的に放牧し、馬が草を食べていることも報告してありました。