ひと月前に買った、野草の蛙の傘(ひきのかさ)がすくすく育ってきたので、鉢を植え替えることにした。
といっても、やり方が分からないので、細に援軍を頼んだ。
わが家になかった「鹿沼土」を買いに出て、家にある腐植土とともに、新しい鉢に入れて、植え替えた。
買ったときの土に川砂が大量に混じっているのを発見して、細は首を傾げ、
「シロウトがなんでこんなややこしい草を買うかなあ」とブツブツ。
鉢は、細が焼いた盆栽用の黒の小鉢を使うことにした。
水をたっぷりあげて、玄関の日陰に置いて様子をみる。
細は「ヒキノカサ」の名が覚えられないらしく、「そのカイワレダイコン」と呼んでいる。