2013-04-02 カザフスタンの国旗は草原鷲 ハヤブサと鷹狩 wowowで、ボクシング世界戦に挑戦した石田をみたが、カザフスタンのチャンプに一蹴されてしまった。リング上では、防衛したゴロフキンの後ろで、カザフスタンの真っ青な国旗がひろげられていた。 この国の国旗も、ワシタカがえがかれているではないか。太陽の下、まるで日を背おうように鷲が翼をひろげている。 ソ連から独立した1992年、あらたな国旗としてデザインされたという。鳥のモデルは、カザフスタンに生息する、ソウゲンワシ=草原鷲、steppe eagle 。 金色にえがかれているが、実際は茶、黒茶。ステップ、沙漠地帯、サバンナでくらす。 http://en.wikipedia.org/wiki/Steppe_Eagle 生息地のひとつ、モンゴルでは、タルバジイ ブルゲド、タルバジ鷲という。徳廣弥十郎「日蒙漢辞典」(ビブリオ)によると、タルバジは「ワシ(背が黒く、翼に斑点のある鷲)」とある。茶色で、背が黒く、翼に斑点のあるのは、まさに、草原鷲。ワシタカは、いまなお、そこに共に住む人々の誇りになっている。