2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

壱岐の民俗誌に出てくる猫

日本最古のイエネコの骨が確認された壱岐では、今でも人間と猫の付き合い方が、特別に親密なところがあるようだ。 高円寺の古本屋で見つけた「壹岐島民俗誌」(山口麻太郎著、昭和9年、一誠社)を読むと、猫についての興味深い島の習俗が出てくる。 ▼犬より…

「周」は壱岐のイエネコが食べたタイでは

「周」という文字が刻まれた弥生時代の土器片が、長崎県壱岐のカラカミ遺跡で出土していたことが最近発表された。 土器の縁近くに、「周」の文字の左半分が残っていたものだ。漢字が当時広まっていた可能性を示唆する貴重な発見らしい。 僕は、カラカミ遺跡…

猫へのアメ横土産

上野の展覧会に行ったかえり、アメ横まで足を伸ばした。 とくに買いたいものはなく、人混みを歩いたのだが、 細はキョロキョロして、「あった」といって、二木ゴルフ近くの中古ショップへ向かっていった。 まさか。 最近、我が家の猫がゴルフボールを気に入…

ロボロフスキーの探検記をかじってみると

ロボロフスキーの中央アジアへの1893年の探検記は残っているが、ロシア語なので読みこなせない。ほんの一部、英訳されているものがあった。 トルグート(モンゴル系オイラトの一部族)の住むユルドゥズ草原を通過した時の様子を伝えている箇所だ。 「ト…

ハムスターに残るロシア探検家の名

年末、細が突然カピバラの温泉浴を見に行きたいと言い出し、こども動物公園まで、息子夫婦の運転で繰り出した。 温泉浴の時間まで、他の動物を見物して過ごした。 モンゴル、中央アジアに生息するロボロフスキーキヌゲネズミという動物が居たのでケータイで…