2020-04-01から1日間の記事一覧

考古界とライオン歯磨

旗を持って立っているライオンのイラスト。明治34年(1901)の「考古界」の裏表紙に、ライオン歯磨の広告が掲載されていた。 ライオンといわれればライオンだが、ライオンらしからぬライオンの姿だ。日本の動物園でライオンが飼育されたのは、上野の恩賜動物…

明治34年の「考古界」

前に触れた明治時代の考古学、人類学の学者若林勝邦氏、坪井正五郎氏らの当時の活動ぶりを知りたくて、明治34年に発行された学術誌「考古界」を古本店から取り寄せた。 同誌は明治28年に設立された「考古学会」の機関誌。設立に奔走した若林氏、三宅米吉…