カレー店で出会ったインドの鷲

 昨夜、インドカレー店に出かけ、インドのビールを頼むと、ワシのラベルの「BLACK EAGLE」が出て来た。
 
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 ここでも、ワシタカに出くわすとは。南インド出身の主人に尋ねると「マハラジャ」と、「キング・フィッシャー」と、この「ブラック・イーグル」の3銘柄がインドで人気があります、あとは分かりません、ごめんなさい、
 とのことだった。
 
 インドのブラック・イーグルについて、電子版のザ・タイムズ・オブ・インディアがこの2月、ニューデリーで目撃証言があった、と伝えている。それほど、インド国内で大騒ぎされる猛禽なのだ。
 
 目撃が事実なら、ニューデリーの近郊では、1921-22年の冬以来、90年ぶりの発見。専門家は、証拠がなく疑わしい、とコメントしている。
 
 全長70-80cmと大きな体。脚と嘴の根もとが黄色なのが特徴。インドのほか、北東パキスタンブータンスリランカにも生息しているのだという。
 
 麦酒のラベルの文字も黒と黄色でデザインされているのは、鷲の黒い翼と、黄色の脚、嘴を意識しているためだろう。
 
 ビールの味は、薄味でなく、しっかりした味だった。まあ、インド自慢のワシの名が付いたビールが、軽くては様にならないか。
 
 日本では、黒鷲ではなく「カザノワシ」と呼んでいる。