この本の装丁も担当していた。
金色の池に泳ぐ白鳥の群れ。
立石さんの装丁本、挿絵本探しは、とても楽しい。
ヱ 「ゑくぼはゑくぼ、あばたはあばた」
ソ 「それは違ふよコンジャク、ガモロキ」(コンニャク、ガンモドキ)
フ 「不平を云はずに、まあ點心」
いかにも台湾の感じが出ているのは
ヌ 「ぬっと出たのが謝将軍」
謝将軍は地獄の神の使いで、長い眉毛に垂れた舌。手に地獄からの召喚状を持っている。
台南の旧正月、背の高い謝将軍を見たとき、どきりとした思い出がある。
背の低い范将軍とともに、ペアで信仰を集めている。
昔は祭りで、子供たちが活躍していた(台南で)
そうそう、「島崎藤村」には、猛鷲(あらわし)の挿絵もあった。