古代モンゴール語遊び=母音間のG音について、仮説の遊びを続けよう。
「春過ぎて夏来たるらし白たへの衣干したり天香具山」
KAGUYAMA は、KAUYAMAであると。
こうやま、は、「香山」「神山」「甲山」という表記で、神の山として、今も各地に存在する。例えば、京都の「神山」。上賀茂神社後方の聖山で、山頂には賀茂別雷神が天から下った降臨石があり、広葉樹の原生林が残っている。いわゆる、神奈備山といわれる円錐型の山だ。
大和三山の香久山も、同じような聖山と見なされてきた。香具山は、事実「高山」「香山」「春香山」「天降山」「天指山」とも表記されてきた。
万葉の時代の「香具山」「香久山」は、モンゴルでいえば、よくある「ボグト オーラ」(聖なる山)と似た命名だったのだろう。
かぐや姫のイメージとはかけ離れているが、独身で通しているし、関連が出てくるかもしれないと思う。
モンゴール語が、日本語に入り込んだものはあるのだろうか。
ツルに近くなる。