古地図で沖縄、モンゴルを探す

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 古地図は楽しい。上は、ビブリオ書店が神保町にあったころに見つけ、手に入れた「CHINA」(ロバート・K・ダクラス著、1887年ロンドン刊)の付録の古地図だ。
 
 明治20年にあたる。
 
 Loo-choo Is(琉球諸島)のokinawa shima(沖縄本島)の那覇は「Napa」と表記されていた。
 
 那覇は、ナーファといわれていたとされるが、英国人には「ナパ」と聞き取れたのだろう。
 
 先島の宮古島八重山諸島は「majicosima」と表記されている。マジコシマと読むのだろうか。
尖閣列島と石垣、宮古島の間に、majicosimaの表記があり、総称していたと思われる。
 
 外国に開港している港にはアンダーラインがしてあり、香港、スワトウ、アモイ、上海。フォルモサ=台湾は高雄、日本は長崎に下線がある。
 
 モンゴルは「Gobi or Shamo」とだけ表記されている。shamo はゴビ(砂漠)の中国呼称。
 
 そうそう、日本海は「JAPAN SEA」。
 
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