平凡な一日だった。
仕事から帰り、思いついて家人の貝のコレクション棚から、ゴホウラ貝を取り出す。
重さを計る、600㌘。メジャーで高さ幅を計る、19㌢×14㌢。重くて、デカイ。
潜って捕ったわけではなくて、名護の貝類博物館とかで、買った記憶あり。
腕輪の切り出し方も流行があり、考古学者の木下尚子さんの「南島貝文化の研究」によると、ゴホウラ貝の際立った白さ、特徴ある渦巻きが、人気の秘密と推測している。 加工場址も、伊江島、渡嘉敷島、沖縄本島で見つかっている。寝る前に、耳に貝を当てると、ゴーッと海の音がする。