といった具合だ。
赤い毛のヨーロッパコマドリ
茶褐色のミソサザイ
はっきり識別できるのに、混同しているのだ。
ミソサザイについて調べると、興味深いのは、
雷神と深い関係があることだ。
1 ミソサザイの卵や雛などを盗むと、親鳥が盗人の家を見つけ出し、稲妻を落とす
以前、赤色と雷神の関係に触れたことがある。
1)赤い頭の欧州のヨーロッパミヤマクワガタは雷神トールの使い。
ドイツ・バイエルン地方では、クワガタを捕まえて家に運ぶと、雷が起きると怖れられた。
2)カミナリと関連が考えられる雷鳥の雄の目の上に赤い肉冠。
3)日本神話、伝説に登場する雷神の使いスガルは、赤い鉢巻をしている。スガルが意味するジガバチも胴体に赤い帯

コックロビンの葬儀が歌になっている。
実は、ミソサザイは、ケルト人の文化で犠牲とされる儀礼があった。今も名残があり、キリスト教の殉教者聖ステファノデーの、12月26日にも受け継がれ、今でもミソサザイ狩り(WREN HUNT)の祭が英国で広く行われている。
「私が、弓と矢で殺した」とスズメが言った、コマドリ殺害のなぞも別の解釈ができるかもしれない。