30分持った猫の集中力

 我が家の2歳の猫は、岩合光昭さんの猫の番組が好きで一緒に見ているが、最近は猫以外の動物にも関心を持っていることがわかった。昨夜もNHKの「ワイルドライフ」を見ていたら、猫はテレビ画面の前にチーターを見にやってきた。ライオンとのにらみ合いもじっと見ている。

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 ははん、同じ猫科だからと思ったが、チーターの獲物を横取りするハイエナの姿に鋭く反応し、チーターが追いかけるシマウマ、ガゼールにも興味津々だった。
 
 飽きずに見ているので、どのくらい見続けるか、猫のほうに関心が移ってしまった。10分以上画面の前にいたが、テレビが見えるソファに移動して、寝転びながらさらに見続けていた。30分過ぎたあたりでウトウトしていたが、時々顔を上げて5頭のチーターを見つめている。45分、チーターが仲間を呼ぶ声をあげたとき、反応したが、その後はまた眠ってしまった。うちの猫の集中力の持続は、30分と一応結論した。
 
 人間の集中力が続くのは、小学生低学年が15-20分。小学生高学年が30-40分あたりらしい。
 2歳の猫は、人間にすると、8歳―10歳。集中力も、大体、猫と人間と同じくらいなのかと思った。
 
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 猫がアフリカの大サバンナの動物たちに興味を持つ姿に、理科に興味を持つ子どもと錯覚する瞬間があった。猫は知識を蓄積するのだろうか。今後の彼の行く末に、他の動物への知識が役立つことがあるのだろうか。若い猫と暮らしていると、思いがけないことが多い。