「ショーロ?」
ブラジルの大衆音楽ショーロを演奏する日本の若い人たちがいるのだ。
心がほぐれて、いい気分になった。
月に一度、店で食事しながら演奏をしているのだという。
それ以来、家でアルタミーロ・カリーリョのフルートやら、ジャイル・ロドリゲスの歌やら、昔のブラジルのレコードを棚から探し出して、ききだしている。
ボサノバのアントニオ・カルロス・ジョビンの「テラ・ブラジリス」(1980年)もみつけだした。
ジャケットをみると、南米の動物たちがえがかれているではないか。
全く気がつかなかった、というか、昔は動物に興味をもっていなかったせいだ。
カルロス・ジョビンの顔の近くには、米大陸最大、最強のワシ、HARPY EAGLE=オウギワシがとんでいる。たくさんの冠毛をたてると、人間のような顔になる。
TURKEY VULTURE ヒメコンドルも飛んでいる。
虹色のMACAW=コンゴウインコもいるいる。
本当に虹色なので、僕の部屋のI・O画伯の鳥が、幻でなくてブラジルには存在するという驚きがある。