
やっと風邪から立ち直った。
ぼんやりと、本棚をながめて、動、植物を発見する。

NYの大手出版社のNORTONとKNOPFの本の背には、鳥と犬がいた。
1915年の会社設立とともに、ロゴがつくられたようだ。まだ、革命前だった。

隣家がボルゾイの剥製を持っており、体型をチェックしながら絵を完成したそうだ。
日本の本は、背のマークが少ない。

歴史系は、古代中国の文化財をマークにしたものが目だつ。
学生社は、漢代の瓦の紋の青龍。
戦前の京都の星野書店は、本ごとに毎回デザインしなおしたようで興味深い。梅原末治さんの本には、モンゴル出土の漢代漆器の鳥の紋に、星野の文字をはめこんでいる。


