上の写真を、「モンゴルで出合った羊」と印刷した年賀状を数枚だけ作り、美術好きの知人に出したら、
「あれは羊ですかね」と突っ込みのメールが届いた。
羊にみえるが、山羊にもみえる。微妙なので、数枚だけしか作らなかったのだ(あとは別なものにしたのだ)。
「古そうですが、いつごろのものですか?」という質問も。
モンゴル・ウランバートルの南、ゾーン・モドにあるマンジュシリ寺院の麓にある自然博物館で撮影したものだ。おそらくマンジュシリ寺院のものだと思うが、博物館には、近くの突厥の遺跡オングトゥから移されたものも混じっていて、この羊が1748年に建設されたマンジュシリ寺院のものなのか、もっと古いものなのか、はっきり答えられない。
知人はメールで、「欄間の透かし彫りみたいなのが凄い。石造りで透かし彫りは珍しい」と感心していたので、ホッとした。
マンジュシリの自然博物館では、石人や大鍋が紹介されているが、羊のほうの情報も手にいれないとならないようだ。
石人
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大成殿は、明治時代に博物館として利用されていたので、その展示物の一部と思っていた。
形式は一緒だが、リアルな表現の伊東忠太のものとは違っている。