長年、部屋にいるアブラ蝉

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 部屋に木の油蝉がとまっている。
 子どものころ、東京・青梅市の御岳山に、父と歩きにいった時、土産物で木彫りの蝉がおいてあったのだ。
 
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 裏には、御岳山と彫られ、壁や木に止められるように、短い針先がでている。この針のおかげで、幾度の引っ越しにたえて、部屋にささりつづけたようだ。
 今でも、どこかに、こんな木の蝉が土産物として、おいてあるのだろうか。昆虫フィギュアの元祖的存在なのだけれど。
 
 川越の街を散策したとき、気になった店があり、はいると竹細工の虫かごがあった。九州から仕入れた、とのことだった。以前はたくさんでていたのですが、作り手がへってしまいました、と店の奥さんが話していた。
 
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 入れる昆虫がないまま、こちらも部屋においてある。