ウミネコは、世界で主に2通りの呼び方があるようだ。
1)黒い尾のカモメ
2)日本のカモメ
ABIBASEによると、
1)の黒カモメ派は、 フランス、ロシア、中国、モンゴル
英語では、black-tailed gull とも、Japanese gull とも呼ばれている。
生息地はユーラシア、北米、中国と広い。
日本カモメ派が、欧州に多いのは、オランダ経由で認知されたためか。江戸時代に、シーボルト博士が日本の動植物を図鑑で欧州に紹介している。

鳴き声が猫に似ているからウミネコと呼ぶのは、日本だけでない。韓国でもゴヤンイ=猫、カルメギ=カモメ(ゴヤンイ・カルメギ)というらしい。もっとも、カモメ自体を、猫に似た鳴き声から命名したと思しき例はほかにもある。
北陸のウミネコ不審死が気にかかる。なんたって「日本のカモメ」だし、猫という名がついているのだし。