図抜けて賢く、いたずらもののため、不吉の象徴として「迫害」された飛翔の名手「ワタリガラス」について、前から書いてきて、いまも、英国・ロンドン塔にすんでいる、ということがわかったけれど、実際にどうなのか、いまひとつはっきりしなかった。
子供とロンドン塔見物にいった時の、パンフレットが部屋からでてきた。
なんてことはない、「ワタリガラスの小屋」が、ちゃんとのっていた。

全体=下図=をみると、右方にあたる。図の一番下の、入口からはいって、すぐの処だったが、全然記憶にない。見そこなっていたのだ。

ワタリガラス小屋 THE RAVENS’ LODGINGS はどう紹介されているか。

「ワタリガラスは、倫敦塔創設時からすんでいました。17世紀、チャールズ2世は、永久に6羽をここに、すまわすことを定めました。見学コースの途中で、みなさんは、ワタリガラスが自分たちの縄張りを巡回しているのをみつけるでしょうが、ご注意あれ。かれらは、飼いならされておらず、かみつきます」