神像

不思議な婆像

千葉・長南町の「笠森観音」を訪ねたとき、山門に意外な像が安置してあった。坂東三十三観音霊場の三十一番札所、鎌倉時代から大いに栄えた寺院(笠森寺)である。 正面左右には風神・雷神。これはありかな、と思ったが、裏面右に閻魔大王、左には婆が、爺と…

不思議な神像

少子部の話は、暑さの中で、頭が混乱してきたので、ちょっと休憩。 小旅行(猫がいるので遠出できない)で、見かけた気になる神像の整理をしてみた。 1)高麗神社水天宮の山道で見つけた神像 団扇のようなものを右手に持って、あごひげがあるので、初めは七…

首里の玉陵にもひもを噛む石獅子が

噛む獅子は、沖縄・首里にもある。 世界遺産、琉球国王の墓所「玉陵(たまうどぅん)」の、赤い矢印のあたり。 ひもを噛んだ石獅子が立っている。 シーサー(獅子狛犬の沖縄版)ともちがう獅子像だ。こちらはオスで、メスは手前の屋根に立っている。 都合3…

猫に額をかじられながら虎食人卣の夢を見る

さいきん五体投地のような格好をする猫 わが家の猫は、年齢不詳。息子がもらってきたときは、12歳はとうにこえている、とのことだった。 4年たっているから、16歳をこえた勘定になる。 猫は、人間でいうと1年が5年にあたるというから、 16×5=80…

醜いおなかになったシュメールの神

なんという、醜いおなかになってしまったの。 高校時代、渋谷の書店で背伸びして、seton lloyd著「the art of the ancient near east」という本を買った。なかで、目を引いたのが、メソポタミア文明の初期、シュメール…