2020-09-02から1日間の記事一覧

清張「断碑」へのいらだち

なんで、森本六爾について、むきになって書いているのか。自分でも考えてみた。 おそらく、森本のモデル小説「断碑」を書いた松本清張によって作られたイメージにいら立ちを覚えるからだろう。 「当時の考古学者は誰も木村卓治(森本)の言うことなど相手に…

紫の風呂敷包を持ち運んだ六爾

歴史学者であった三宅米吉は、大正8年から5年間、東京高等師範学校の学校挙げての騒ぎの渦中にいた。 同年、一橋大の前身、東京高等商業学校が、いち早く中橋文相の許可で大学昇格(東京商科大)が決まったためだった。蔵前にあった高等工業高校(現東工大…