2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ハヤブサの呼称と下毛野朝臣古麻呂

なおも、奈良時代のハヤブサについて。 大宝2年(702年)に、薩摩隼人のくにが「唱更国」と命名されたのは、理由がある。薩摩隼人が文武朝に逆らったので、征討されたためだ。「続日本紀」に、反乱や制定の動きが出ている。 大宝2年8月1日 薩摩と多褹…

出雲国風土記でハヤブサを晨風と表記したわけ

久しぶりにハヤブサについて。 ハヤブサは、トルコ、モンゴル、朝鮮と、鷹狩文化が盛んだった地域で、一定の呼ばれ方をしていた。 ションホル。地域によっては、ションコル、ションコンなど、変化はある。 例えば17世紀の、朝鮮語の辞書「新増類合」を見る…

春場所速報に力が入るモンゴルニュース

モンゴルの代表的新聞「オノードル」のWEBサイト、モンゴルニュースに、大相撲報道が戻ってきた。 春場所になって、 初日=白鵬、鶴竜の2横綱に土 2日目=白鵬、横綱最多671勝達成 3日目=日馬富士に土 と連日、速報で伝えている。 昨年は、報道が…

中学時代に茂田井画伯の狸に触れていたのだった

佐藤垢石の「狸の入院」の装幀で、茂田井武画伯を初めて知った、と前に書いたけれど、なんと中学生の頃から、知らずに茂田井画伯の挿絵に触れていたことが分かった。 部屋の整理をしていたら、出てきたのだ、処分しなかった大昔の本が。 「英語絵ばなし叢書…

ハクトウワシを仕込んでドローン捕獲させる企て

不法ドローンを捕獲するため、オランダの警備会社がハクトウワシを仕込んで実用化を進めているというニュースが話題になっている。ロンドン警視庁は、ドローンの刑務所への侵入の企てが相次いでいることから、ワシによる警備に関心を示している、と英国メデ…

ブルドーザー運転手が手にしたローマ銀貨など

ひと月前、英国のサマセット州で、ブルドーザーの運転手が、ホッケー場の整備をしていて、ローマ銀貨など3339個が入った壷を発見したと、テレグラフのWEB版が掲載していた。 運転手は発見後、キャリーバッグに割れた壷を入れ、すぐに地元の博物館に電…

なぞのジャズLPは、コロンビアのサン・アグスティン遺跡群

4月から忙しくなる。今は猫を可愛がりながら、レコードを聴くのが、至福の時だ。 しかし、探偵ものが好きで、謎があると、ついつい探ってしまうゆえ、謎のレコードジャケットにも反応してしまう。 例えば、ジャズ・ギターのジム・ホールの「concierto」(7…