2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

猫の墓について副住職はこう言ったが

拾ったのはいいが、手に負えなくなって、知人に引き取ってもらった猫が亡くなった。3年半。拾ったときは子猫だったから、4歳位だったろう。 ガンだったという。病院も代えてできるだけの治療を施してもらったが、短い命だった。余命1か月を言い渡されてか…

ビールを飲む犬だったか。「根府川へ」を読む

サランツエツエグさんのモンゴル語への翻訳がきっかけで、岡本敬三の「根府川へ」を読んだ。しんみりとした気持ちになった。終戦の日の前、モンゴル・ニュースのWEBにアップしたというのも、相当理解をしているのだな、と驚いた。 仕事を辞め、妻からも別…

宮沢賢治歌集に出てきたスガル

以前、ジガバチとスガルのことを書いた。 日本書紀の雄略天皇のくだりに、雷を捕えに行く蜾蠃(すがる)という名の男子が出てくる。蜾蠃という表記は、中国でジガバチのこと。なんで、ジガバチという名がついたのだろうか。 といったことを書いたのだったー…

「根府川へ」-モンゴル語に翻訳された短編

モンゴル・ニュースのWEB版に珍しく、日本の本が紹介されていた。紹介というより、翻訳されて掲載されているではないか。 作家・岡本敬三の短編集「根府川へ」(筑摩書房、2003年)。 表題作「根府川へ」が翻訳されている。翻訳や掲載のいきさつは全…

ブルーベリーを採りに行く

知人宅の庭の、ブルーベリーの実がなったというので、 日高まで、取りに行った。 採りながら、食べる。 ザルに一杯になった。 ブルーベリーと、クロスグリとよく区別がつかなかった。 ブルーベリーはツツジ科スノキ属で、北米原産。 スグリは、旧大陸の原産…

ツチハンミョウは北米でも騒ぎになっていた

切手帳を取り出して眺めていたら、モンゴルのツチハンミョウ切手(72年)があった。何種か生息するうちの一種。 猛毒をもったツチハンミョウは5月末カナダでも騒動になっていたことが分かった。食卓のサラダに混入していたのだ。 大都市トロントで、主婦…

犯人はツチハンミョウなのか

子供のころハンミョウが毒虫だと思い込んでいた。人の命を奪うくらいの猛毒があると。 ハンミョウは、ミチオシエともいわれ、山道を人が歩くと、その前に現れ、道を教えるかのような行動をとる。 兄が箱根へ林間学校へ行くとき、 「ハンミョウに気を付けたほ…