2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マガモの追悼で半旗を掲げた教会

モンゴルニュースのWEB版が役立つのは、外電の選択が面白いこともある。動物がらみも多い。5月末には、英国南西部サマセット州の田舎町のカモの話題が掲載されていた。 水車のある村の池で25年間暮らし、村人に愛されたマガモの雄「デスモンド ドレイク…

モンゴルニュースで旭天鵬について思ったこと

WEB版のモンゴルニュースは、日本の大相撲をよく報じている。モンゴルの大相撲ファンの目が伺えるので興味深い。今朝は、名古屋場所の千秋楽を終えた白鵬と旭天鵬の写真が掲載されていた。 優勝した白鵬の記事から書き出してあるが、見出しは「旭天鵬引退…

アオドウガネを3日だけ飼う

7月に入って、舗道で踏みつぶされた昆虫を多く見かける。昨日の朝は、カマキリ、コガネムシの無残な姿を見た。数日前は、舗道で1羽の雀に咥えられ、抵抗する小さなコガネムシを見た。一度はすり抜けたものの、雀もあきらめない。何度も突いては咥えようと…

コース売店で見つけた氷旗

日曜日に、友だちに誘われて2人の子息と一緒にゴルフをした。35度以上の炎天下。滂沱の汗、くらくらする頭。当然の、大たたき。 コース売店のあるホールに辿り着くと、「氷旗」が掲げてあった。「おお」と声を上げて、中に入る。レモン味のシロップを敷いて…

かき氷の氷旗

かき氷の旗は、「氷旗」というのだそうだ。定番の「波千鳥」の模様がどこまで、さかのぼれるか。千鳥が加わるのは、そんなに古くなさそうなことだけ分かった。 先人の努力の蓄積は、頭が下がるし、ありがたい。皆川重男さん、中島満さんが、氷業史の史料を集…

熱帯夜に発見した氷削機「波千鳥號」のカタログ

古本「伯林脱出記」をめくっていたら、薄い紙が挟んであった。「波千鳥號氷削機カタログ」とある。 かき氷を製造する機械の、単色の小カタログだった。手廻型と電動機直結自動型。氷削機の2種類が紹介されていた。 1950、60年代のものだろうか。鋳物…

虎は頭を3度たたかれる

虎の枕をしらべていたら、少し似ている虎形の楽器にぶつかった。 敔(ぎょ)という。 孔子廟の雅楽やら、中国や朝鮮で、儒教の儀式音楽に用いられる。伏した虎で、その背中に、ギザギザの刻みがついている。演奏の終わりの合図に、この虎が使用される。奏者…

女御を口説いた獅子枕

やはり、原典に目を通さないといけない。「十訓抄」に書かれた、右大臣が獅子の陶枕を女御に贈った話を読んでみた。内容はー。 徳大寺の右大臣が女御に懸想したものの、言い出しかねていた。獅子の陶枕を贈ることを思いついて、雁皮紙のような薄い紙に、思い…