今は昔、新潮文庫から俳人の自選句集が沢山でていた。 草田男、波郷、誓子、草城、蛇笏、楸邨。 文庫には灰色の帯がついていて、水原秋桜子自選句集は、ことに大事によんだ。 登山や旅をこのんだ秋桜子には、鷹の句も多い。 雲海や鷹のまひゐる嶺ひとつ (赤…
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