2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

踏ん張れモンゴルのイケメン力士

先週、大相撲初場所初日を覗いた。 大入りで少し活気が戻ったようだ。琴奨菊、稀勢ノ里と日本生まれの力士が活躍しだしたせいもある。 幕内土俵入りがあって、西の2人目に随分男前の力士がいた。 間近に見て、いい男だなあ、と思った。 モンゴル出身の旭秀鵬…

不思議なタブローと嵯峨野・芭蕉研究家

哲二・小夜について、最後に綴りたいことがある。全くの推測であり、大はずれかもしれない。 哲二32歳の時洋画家の親友がいた。9歳年下の画家・三田康(さんた・やすし)。飯野哲二が上梓した「近松の芸術と人生」(大正12年、東条書店)の表紙絵を描いた…

小夜と落柿舎騒動

嵯峨野の寺には、動物が掘った出来立ての穴があった。 住職によると、小倉山から猪が下りて来て、境内でミミズを食べたり、ユリネを掘り出して食べて、また戻って行くのだという。 ここまで、猪が来るんですかあ。正直僕は驚いた。 トロッコ鉄道の駅の傍、観…

嵯峨野に眠る芭蕉研究家のこと

先に記した、京都・嵯峨野の寺には、芭蕉の研究家の墓がある。 飯野哲二東北大学名誉教授。 1891年(明治24)、栃木県二宮町生まれ。近世文学を研究し、東大で学んだ後、仙台の宮城女専という女学校で教鞭をとり、 54歳で終戦を迎える。 東北大の先生とな…